2025/01/03 05:04

「ピラミッドの形はエネルギー発生装置。お香の煙による浄化作用を大きく引き出すパワーが生まれる」
短時間で燃焼するお香が欲しいというISHIKI-BALIユーザーの声から誕生した【ピラミッドコーン香】。
一般的なコーン香が円錐型であるのに対し、ISHIKI-BALIのピラミッドコーン香は底面が正方形の四角すいという独特な形状を採用しています。
金型づくりから始まった挑戦
バリ島では小さく精密な金型を製作できる工場が見つからず、ジャワ島の工場にも断られる始末。そこで、日本で金型を制作することに。幸運にも、お香のファンである友人の紹介で腕利きの金型職人と出会い、理想のピラミッドコーンの金型が完成しました。
その後、この金型をバリ島に運ぶため、別の友人の協力でハンドキャリーしてもらい、ようやく現地に到着。
試行錯誤の製作プロセス
金型が届いた瞬間から、香職人にとって本当の試練が始まりました。素材の調合や配合を何度も試行錯誤し、最適なバランスを見つけ出さなければなりません。
ISHIKI-BALIのお香はすべて天然素材で作られているため、素材のバランスが少し違うだけで、燃焼時間や煙の出方に大きな影響があります。特に、使用する水分は生きた発酵水を使った特別な生地であるため、その調整が非常に重要です。
自然との対話が何より大切で、自然が相手であるため、素材のバランスを取るのは、一般的なお香よりも難しくなります。品質を安定させるためには、細心の注意と時間が欠かせません。

↑ 職人の元で作業されるスタッフみなさん総出で、ピラミッドコーン香の制作にあたっています
(このとき職人ご本人は別の場所にいます)
このお香の生みの親はこう語ります。
「すべてのプロセスは、宇宙の鼓動に従う時間が必要なのです。」
この言葉どおり、何度もトライ&エラーを繰り返し、構想から約10か月。ようやく宇宙のリズムと調和した日、ついに
「桁違いのエネルギーだよ!」と職人自身も驚く、製品版が完成しました。
ここからは、パッケージ作りとデザインを担当する私のモノガタリ
金型が作られた頃から、私はさまざまな形状や材質の容器をインドネシア国内中から集め、何度もリサーチを重ねました。「もっとしっくりくるものがあるはずだ」と思いながら、試行錯誤を繰り返していたのです。
輸出に耐えられる頑丈さが一番大事だけれど、重さが増すと輸送費がかかる…。材質はナチュラルな質感が欲しい…。香職人に負けないくらいのこだわりと情熱を持ちながら、ついにピッタリの容器に出会いました。
実は、出荷準備が整うまでにラベルを3回も貼り替えていたんです。印刷後に内容量を変更したり、フォントを変えたり、ミスタイプを修正したり(CONEの綴りをCORNにしてしまったことは、梱包直前に気づきました)。
また、当初予定していた材質の香立ての燃焼がいまいちだったので、急遽変更することに。300個発注していた別素材のお香立ては、お蔵入りとなりましたが、きっと何か別の形で生まれ変わることでしょう。
頭の中のイメージとラフスケッチが少しずつ形になり、商品として完成していく過程を、失敗も楽しみながら進めていきました。このパッケージデザインには、楽しさ、ワクワク、喜びがギュッと詰まっています。

あなたの瞑想や浄化の時間を、もっと特別に
ピラミッドコーン香は、短時間で燃焼しながらも、パワフルな浄化効果を実現しています。その煙と香りは、瞑想やリラクゼーション、空間の浄化を、より深い体験へと導いてくれます。
ぜひ、このピラミッドコーン香を使って、神聖で特別なひとときをお楽しみください。