30種類*の原材料と特性 -page1-
聖なる天然ハーブのお香には、アーユルヴェーダや漢方の分野でも用いられてきた、天然・自然由来の貴重な素材を厳選しています。
ここでは、これらの植物が漢方として利用された際に伝えられている特徴をご紹介します。(お香としての効果を示すものではありません)
*沈香(アガーウッド)、蘇芳(サッパンウッド)、クローブ(丁子)、コブミカン(瘤蜜柑)、バリコーヒーは31種類、
サンダルウッド、シナモン、フランキンセンス、ダマールは30種類の素材をそれぞれ調合しています。
【1】植物由来の素材(粉末状)

sandalwood
サンダルウッド(白檀)
心と精神のバランスを調え、落ち着きと安らぎを象徴する香木。古くから瞑想や祈りの場で用いられ、内面の静けさを引き出すといわれます。漢方では、香りを通じて心を安らげる用途にも親しまれてきました。

frankincense resin
フランキンセンス(乳香)樹脂
心を静め、意識を一点に集中させる香り。祈りや儀式に欠かせない存在で、魂を清め、高次のエネルギーとつながる助けとなると伝承されています。漢方や伝統療法では、芳香を利用して気分を整える目的で使われてきました。

dammar resin
ダマール(ダンマル松)樹脂
燃やすとやわらかなレモン調の香りを放ち、内面に光を差し込むような働きを象徴します。浄化や守護、光の存在とのつながりを表す樹脂として儀式に用いられてきました。漢方では、樹脂を乾燥させ香料や塗料として活用されてきた記録があります。

cinnamon
(kayu manis)
シナモン
温もりと活力を呼び覚ます象徴的なスパイス。古来より富と繁栄を招くとされ、ポジティブな心を保つお守りのように用いられてきました。漢方では、体を温め巡りを整える目的で利用されてきた歴史があります。

sintok wood
シントックの木
(シナモンの一種)
爽やかな香りがエネルギーの巡りを整えると伝えられ、清めと再生を象徴する木として民間儀式に登場します。漢方の素材としても、樹皮が香料や温める作用を持つ素材として知られています。

teja wood
テジャの木
(シナモンの一種)
香ばしい香りを持ち、邪気を払う守護の木として伝承に登場します。生活道具や祭具に加工され、人々に安心感をもたらしてきました。漢方では、香りを生かした素材の一つとして知られています。

pule wood
ポレ 樹皮
(ブラックボードツリー)
伝承では生命力の象徴とされ、身を守る護符としても使われてきました。フリーラジカルから守る存在とされ、漢方では樹皮や葉が民間薬として扱われた記録があります。

awar-awar leaf
アワアワの葉
(フィカス・セプティカ)
災いや不調を遠ざけると信じられる神聖な葉。暮らしの中で心身の調和を願う場面に用いられてきました。漢方では、葉が煎じ薬や湿布として利用された例があります。

reed root
アランアラン
(葦)の根
水や大地とのつながりを象徴し、清らかな流れを呼び込む植物として祭祀に登場します。漢方では、根が利尿や体の巡りに関連する目的で使われてきました。

black glutinous rice seed
黒もち米粒
豊かさや繁栄を象徴する黒米。古代から儀式や祝い事で供えられてきました。漢方では、滋養を与える穀物として位置付けられています。

meniran
メニラン
(トウダイグサ科)
古くから霊的な浄化や守護に用いられ、生命の巡りを整える象徴とされてきました。漢方や民間療法では、全草が煎じ薬として利用されることがありました。

johar
ジョハル
(シャムカシア)
落ち着きと安心感をもたらすとされる木。花や実は食材や生活資源として利用され、人々の暮らしを支えてきました。漢方では、樹皮や葉が外用や染料として使われてきた記録があります。

kemangi basil
レモンバジル
(クマンギ)
ヒンドゥー教で神聖視される香り高いハーブ。場を清め、心を前向きに保つ象徴とされます。漢方や薬草療法では、消化や気分を整える目的で葉が利用されてきました。

ciplukan
シプルカン
ヒメツリガネゴケ
(モレルベリーの木)
実は宝石のように扱われ、守護や再生のシンボルとして大切にされてきました。漢方では、実や葉が煎じ薬として親しまれてきた歴史があります。

pearl grass
パールグラス
(オルデンランディア)
フリーラジカルから守る象徴とされ、心身の輝きを表す草。精神の明晰さを保つ助けになると伝えられています。漢方では、全草が煎じ薬やお茶として利用された例があります。

Kebon cat whisker
クミスクチン
(ネコノヒゲ)
流れを浄化し、不要なものを手放す象徴。澄んだエネルギーをもたらす植物として親しまれています。漢方では、葉が煎じられ健康茶として飲まれることがあります。

bluntas
ブルンタス
(プルキアインディカ)
場を清め、負のエネルギーを寄せつけない守護草として用いられてきました。漢方では、葉や茎が食用や香りづけに利用された歴史があります。

moringa
ケロール
(モリンガ オレイフェラ)
生命力を象徴する「奇跡の木」。エネルギー補給や再生のシンボルとされています。漢方や伝統医学では、葉や種子が食材や栄養補助に使われてきました。

agarwood 〇
(gaharu)
沈香(じんこう)
「天国の香木」と称される希少な香木。深い安らぎと霊的な高まりをもたらすと伝えられています。漢方では、香料や芳香剤として利用されてきました。

sappanwood 〇
(secang)
蘇芳(スオウ)
鮮やかな赤色が生命力と情熱を象徴。場を整え、心を強く保つために使われてきました。漢方では、材や樹皮を煎じて利用する例が知られています。

CLOVE(クローブ) 〇
CENGKEH
丁子
甘くスパイシーな香りが邪気払いと幸福招来の象徴とされています。漢方では、香りを活かして食材や芳香剤として利用されてきました。

KAFFIR LIME(カフィアライム) 〇
JERUK PURUT
コブミカン(瘤蜜柑)
清々しい香りで場を浄化し、心を晴れやかにすると伝えられています。漢方や薬草療法では、葉や果皮が香り付けや入浴剤として使われてきました。

BALI COFFEE(バリコーヒー) 〇
KOPI BALI
豊かな香りが意識を覚醒させ、創造力を呼び起こす象徴とされます。漢方的な利用は少ないものの、民間では煎った豆が嗜好品や儀式の供物として用いられてきました。
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31種類*の原材料と特性 -page-2 【2】発酵水(すべて液体)