神聖な天然ハーブ香 / 粉香(パウダー香)について
バリ島では薫香は大規模な儀式で使用されます。通常は香木の木片を焚くことがほとんどなので、粉末状のお香が使われているシーンを見ることはほとんどありません。バリ島でも知る人ぞ知るお香の一種が、この【神聖な天然ハーブ香】粉香(パウダー香)です。
1)粉自体の香りを嗅覚で感じたとき、2)水にさらして塗香として肌に塗布したとき、3)着火して焚いたとき、それぞれ香りは変わります。
さらに、この粉香の香りは、自分の身体のコンディションや周囲の大気の状態によって変化します。
香りの感じ方は、自身と環境の浄化度をはかるバロメーターとなります。その香りの変化もあわせてお楽しみください。
粉香(ふんこう)とは?
お香の素材を細かい粉末状にしたもので、一般的には香木を粉砕して作られます。
【神聖な天然ハーブ香】粉香(パウダー香)は、新鮮で上質な30種類の天然素材を配合しています。植物が持つ力を最大限に引き出すために、植物のファイトケミカルを研究して厳選された素材のみを使用しています。
薫物(たきもの)として:
日本では粉香を炭や電気香炉などで焚き、香りを楽しむために使用されています。
茶道や華道の席、宗教儀式などで使われています。
室内の香り付け:
粉香を布袋に入れてクローゼットや引き出しに置くことで、衣類や布製品に香りをつけることができます。
化粧品やパフューム:
粉香は、伝統的な日本の化粧品やパフュームの原料としても使用されています。
特に香りの持続性や柔らかな香りが好まれます。
手や体に塗る:
粉香を直接手や体に塗ることで、体から香りを発散させることができます。
この使用法は特に日本の伝統文化では塗香とよばれ、特に仏教行事や修行などで使われてきました。
【神聖な天然ハーブ香】粉香(パウダー香)の使い方一例
1.着火し、お香として焚く(薫香)
粉香を専用の型に詰め、型を外したあと、お香の先端に点火して使用します。
2.香りを楽しむ(香水の代用/匂香)
香りを嗅ぐだけで、心身ともに良い影響を与えます。
容器に入れて携帯すれば、外出先でも香りを楽しむことができます。
3.肌に塗り心身の浄化に(塗香)
粒子が非常に細かく滑らかなので、手や体に直接塗って浄化用のお香としてお使いいただけます。
日々のケアとして手や体に塗り込むことで、穢れを払い心身を浄化させます。
※ 塗るお香(塗香)としてお使いになる際は、逆時計回りに回転させながら塗布すると、毛穴が開き、効果的に成分を取り込めるとされています。
【燃焼後の灰】
燃焼後の灰には、身体の痛みがある方、主に皮膚炎、にきび、胃痛への効果が期待できるとされています。
ピラミッド型にして焚く理由
ピラミッド型は不死のエネルギーの象徴です。形そのものに不思議な力が宿っているとされ、多くの科学者や研究者がその効果を探求しています。
その結果、ピラミッドパワーには腐敗の抑制やアンチエイジングなど、さまざまな効果があると考えられています。
ピラミッドにはエネルギーを吸収し、それを浄化、治療、さらには意識の集中に利用する力があるとされています。
お香をピラミッド型にして焚くことで、このお香の煙によるデトックスパワー(解毒力)を強化し、クリーンで静かな大気を、より早く、より強く作り出すことができるよう考案された、世界で唯一のオリジナル薫香が【神聖な天然ハーブのお香/パウダー香】です。
粉香をピラミッドの型に詰める方法
(ピラミッド型にバリ島のモチーフをデザインしたアルミ製の抜き型は、ISHIKI-BALIのオリジナルです。)
この型に粉香を詰め、香皿に乗せ、型を外し、お香の頂点に点火するまでのステップを紹介します。
【1】型の先端にお香が詰まらないよう、ふんわりと優しく押してください。力強く押しすぎないことがきれいな形を作るポイントです。
【2】お香を詰める際、粉がお手に触れても問題ございません。指先に香りが残り、リラックス効果が期待できます。手に付いた粉は、塗香としてお使いいただくこともできます。(気になる方は手を洗ってください)
【3】肩の力を抜き、崩れない程度に一度軽く押し込んだら、逆さに向け香皿に乗せてください。
【4】抜き型の下部をつまむようにして持ち上げると、きれいな形状になります。
※つなぎに水を使用すると着火しませんので、何も加えず粉だけで成型してください。
【5】お香の先端に火をつけます。炎は消し、煙だけ残します。(点火棒(着火ライター)がおすすめです)
【6】燃焼時間はそれぞれ以下の通りです。
サンダルウッド / シナモン:平均30~40分
沈香:平均40~60分
※詰める量やご使用の環境、季節、大気の状況など、焚く場所のエネルギー量によって燃焼時間は異なります。
※燃焼後の灰と燃えカスは、火が消えているのを確認してから適切に処理してください。
灰は家庭菜園の肥料や、排水溝の臭い消しなどにもお使いいただくことができます。灰は処分せずに瓶などで保管されることをおススメします。
塗香としての特別な使い方
バリ島では古くから、サンダルウッド(白檀)ベースの軟膏を塗る習慣があります。
体調を回復させるために使用することはもちろん、悪想念や邪気から身を守るためにも使われる浄化法です。
衝撃による体の腫れや打撲の治療や、虫刺されやアレルギー性皮膚炎などのかゆみを抑える漢方薬としてもバリ島では使用されています。
※【神聖な天然ハーブのお香】には、すべての粉香(とスティック香)にサンダルウッドが含まれています。
【聖浄の塗香(せいじょうのずこう)】は、さらに粒子が細かく香りが高いため、下記の方法が効果的です。
・入浴後に粉を塗布する
入浴時に、普段お使いの洗浄料で身体を洗浄し、完全に泡を流します。
身体がまだ濡れているうちに、粉香を手に取り、粉の状態のまま気になる箇所に塗布します。(顔、全身にお使いいただけます)
軽く左回りに塗布し、身体に付いた粉香はシャワー等で洗い流します。
・ペースト状に溶かす
バリ島では、粉末状にした木や植物に水を含ませ、漢方薬(ジャムゥ)として塗布することがあります。
皮膚を清潔に保ち、ニキビなどの皮膚炎の予防にもなるとされています。
(水で溶かす際は、ミネラルウォーターをご使用ください)
30種類*の天然素材配合
神聖な天然ハーブ香 I-SHI-KI BALI パウダー香(粉香) 全3タイプ
沈香(じんこう/アガーウッド) / 白檀(びゃくだん/サンダルウッド) / シナモン には、それぞれ以下の天然素材が配合されています。
粉末状
サンダルウッド(白檀)/ シナモン(桂皮)/ フランキンセンス(乳香)/ ダマール(ダンマル松)/ ポレ(ブラックボードツリー)/ アワアワの葉 / アランアラン(葦)の根 / シントックの木(シナモンの一種)/ テジャの木(シナモンの一種)/ 黒もち米粒 / メニラン / ジョハル / レモンバジル(クマンギ)/ モレルベリーの木(ヒメツリガネゴケ)/クミスクチン(ネコノヒゲ)/ ブルンタス / ケロール(モリンガ オレイフェラ)
*沈香(沈香のみに配合)
発酵水
マジェガウの木 /白チュンパカの花 / 黄チュンパカの花 / サンダットの花(イランイラン)/ カンボジャの花(フランジパニ/プルメリア)/ シリーの葉(蒟醤・キンマ)/ ココナッツウォーター+ニンニク / ココナッツウォーター+バワンメラ(赤玉ねぎ)/ トマト果汁 / 天然塩 / コーヒー / 蜂蜜