2023/10/09 18:34

 お香は煙や火によって、空間の浄化・クリアリングとして、穢れや邪気、負のエネルギーを払うため、日本でも古くから使われてきました。

 香りによって心を鎮め、お香の煙のゆらぎを見つめることで心を静寂にし、深い瞑想状態へと導いてくれる手助けをしてくれます。

 お香の香りにはリラックスするための鎮静効果が期待され、就寝前に焚くとやすらかな眠りにつながります。


■世界のお香の文化と歴史

 世界の多くの文化では、より高いレベルの集中力を得るために特定のハーブ、スパイス、薬草などを調合したお香が使用されています。

 バリ島はもちろん、インド、チベット、ギリシャ正教会、日本などの仏教の寺院や神社は、儀式の重要なパーツとしてお香を取り入れています。さらに古代のレシピには、瞑想を目的に特別に調合された多くの種類のお香があります。

■脳と嗅覚へのプラスの影響
 脳の特定の領域は、特定の香りによって効率的にプラスの影響を受けます。例えば、馴染みのある匂いが子供の頃の記憶を呼び起こしたり。嗅覚が私たちの神経回路と密接に関連しているからです。特定の香りは、大脳辺縁系の反応を刺激し、脳に有益な化合物を放出させます。
 この化合物にはドーパミンやセロトニン(やる気や幸福感をアップさせる)も含まれます。さらにお香には、狭まった鼻腔を広げるのにも役立ちます。これら全てが、お香に火を入れるだけで安心・安堵につながる理由です。
 

■頭痛その他の痛みの緩和に

 お香を焚くと痛みが和らぐ効果があることをほとんどの人は知りません。
お香の香りに浸り、リラックスするだけで、頭痛が数分で解消されることがあり、頭痛の緩和には特に効果的です。

■植物の香りはアロマテラピー(治療)に

 薬理効果のある植物がもたらす香りには、免疫力を強化したり、ホルモンバランスや自律神経を整えるなど、体の不調や症状の緩和を図る治療法の一つとして、世界中の医療現場でメディカルアロマテラピーが注目されています。

 しかし、体調を整えるためのアロマテラピーとして使用するには、お香の原材料に体にとって良くない成分、化学香料などが含まれていないことが極めて重要です。100%天然成分からなる I-SHI-KI香は、植物の持つパワーを存分に体感できることでしょう。

■医療現場でも採用されるお香

 お香には空間や悪い気の浄化、厄払いの効果があるといわれ、世界には空気清浄機の代わりにお香を継続的に使用している病院が存在するほど。

 お香はその芳しい香りで部屋の雰囲気を明るくし、心に安らぎを与えるだけでなく、ナチュラルな健康法そのものなのです。